マウントアダプターの愉しさ

ミラーレスであるα6300の最近の楽しみ方はマウントアダプターを使った撮影だ。
SONY DSC-RX100m3

カメラとレンズの中間にある「Nikon-NEX」 と書いてあるアイテムです。

マウントアダプターを使うとSONYのカメラにNikonのレンズを装着する事が出来ます。
しかし、露出は基本的に自分で決める必要があるし、ピントももちろん自分で合わせます。

それがなかなか楽しい。

被写体を決めてから絞りをカタカタと動かし、シャッタースピードを決めます。
その後ファインダーを見てピントを追い込んでシャッターを切ります。

この一連のリズムを刻みながら作業を進めるとカメラを操って撮っている気持ちになる。

運動会など一瞬のタイミング、そして目まぐるしく動く被写体には向かないけれど
のんびり構えて日常を切り取るという撮り方をしていると本当に楽しい。
SONY α6300 + Carl Zeiss Distagon 35mm F2 ZF

雑司が谷あたり。ちょっとした日常に都電が交わる風景が好き。

写真はカメラじゃありません。レンズです。これは断言できます。いいレンズの
アシストをするのがカメラです。Distagon 35mmF2は数ある35㎜のレンズの
中では屈指のレンズ。F2と言う無理をしない明るさで解放からピントの合う所は
シャープでそこから外れると心地よく自然なボケになっていく。そして程よく残る
諸収差が心地よいし自分好み。

α6300にはこれらのレンズを使うためのアシストする機能があります。

ボタンを押すと画面がアップしてピント合わせをアシストする機能やヒストグラムを
常時表示することができるので適正な露出に合わせるための目安になります。

一度立ち止まり写真を撮る事ってどういう事なのかを考えさせてくれるアイテムです。

自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

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