カメラを考える

先日のブログでNEX-6とCarl Zeissの24mmが欲しいと書きました。

その後、自分の中でNEXよりも富士フィルムのX100sもいいなと思ったりして。

NEXとは全く方向性の違うアナログの操作感を持ついかにもカメラという佇まい。

一人だけの休日にのんびりとX100sを持ち、行く宛ても無く電車に乗り気が
向いた時にファインダーを覗いて写真を撮影できたらいいななんて思いました。

そして昨日。X100sを触ってきました。カメラを触りに出かけるなんて珍しい。

結論から書きますが、ときめく『何か』をを感じませんでした。

スイッチを入れて、撮影モードを確認して絞りをカタカタ動かしシャッターを押す。
いかにもレンズシャッターらしい「パチッ」っという音でとても上品な写真が
液晶モニタに映し出されたのだけど、「ふーん」←これが本当に頭によぎった。

いや、確かにとても綺麗な画像だしボケ味も綺麗だし操作フィーリングもいいの
だけれどやっぱり何かが違う。人気の無いカメラなのか(笑)、10分程のんびりと
試したけれど印象は変わらなかった。

カメラが欲しいのは何故なのか?

それは、今のカメラに限界があるのか?画質?いや、画質はそこまで気にしない。
現にD3でもRX100でも不満は無い。操作感?いや、NEX-6とX100sは全然
違う。そして、RX100もD3もこれまた別物だ。

では何なのか?

わからない。

でも、実はこれが答えなのかもしれない。最近、新しいカメラが欲しいのが何故
なのかがわからなく、ただ漠然と「カメラが欲しいなぁ」と思い続けているから。
そりゃあ、どんなカメラを触ろうが「ビビビ」と来るはずがない。

家に帰り、D3にCarl Zeissの35mmを装着して数枚パチパチと写真を撮ると
霧のトンネルを抜け出したようなスッキリとした気持ちになった。そうだ。これだよ。
Nikon D3 + Carl Zeiss Distagon 35mm F2 ZF

ここに最高のカメラとレンズがあるじゃないか。何をやってたんだ。これでいいんだ。

という事で、しばらく新しいカメラはいいかな。もうしばらく、D3とRX100で眼前に広がる
素晴らしい景色を切り取っていこうと思います。


自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

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