遂に解体がスタートです。
本体はまだ。ベランダと玄関ポーチ、そして塀を取り払います。こうすると家の
前に直接トラックを置くことが出来るようになって今後の作業が捗るとのこと。
仕事的な打ち合わせが新宿であって通り道なのでちょっと顔を出してみたら
塀がガンガン壊されていた。たかが塀だけれど思い出は数え切れない。
数ヶ月前には、
「ちゃっちゃと解体して早く家が建たないかなー」
なんて思っていたけれど、いざ解体の日が近づいてくるととても寂しかった。
結婚して家を出たけれど、それまでの思い出、特に今は亡き父との思い出が
たくさんありすぎる。
家の中に入る。家の中は家財道具が全て運び出され、見たことも無いような
風景だった。自分の部屋(だった場所)に入る。
SONY DSC-RX100
家具やら机やらその他色々ある時は目立たなかったけれどそれらが無いと
妙に目立っていた。
寂しい。
ここまで寂しさを感じるとは思わなかった。家を壊すことがあたかもそれらの
思い出さえも壊すように感じてしまうのである。
でも、こんなことばかり言ってられないよね。前に進まなきゃ。今までの家の
思い出以上にこれからいい思い出を残せばいい。そうだよね。うん。
できるだけ現場に足を運ぼうと思います。何も無くなるその日まで、そして
そこから新しく家が建つまでをしっかりとこの目で焼き付けたいと思います。
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