軽井沢ツーリング

富士ヒルクライムに初めて出場したのは3年前。

「山越えを一度もしたことないのに出場するのも失礼だろう」

と言うことで始まった軽井沢ツーリング。毎年の恒例行事となっています。


毎年微妙に内容が変わっています。

初年・・・自走で行って新幹線で帰ってきた(リッチだね)

去年・・・自走で行って同じ道を自走で帰ってくる


と言うことで、今年はさらにグレードアップして距離を伸ばそうと言うことに。

当日。2時30分に起床。

シャワーを浴びたり、ルートラボに今日のコースをインポートしていたり今日着て行くウエアを探したりしていたら(笑)、あっという間に時間が過ぎて家を出たのは3時45分ぐらい。先は長いのでのんびりと17号を北上します。


朝焼けが美しかった。

■自宅 -> 高崎(国道17号)

国道17号をひたすら北上するルート。毎年ツーリングワクワクモードで快調に飛ばしすぎて18号に入ってから現れる登り、そして碓氷峠で失速すると言うパターンが定番だったので今年はひたすらのんびり。時速25~30km/hぐらい。

途中、松屋にて朝食。
牛丼店系でカレーは松屋が頭ひとつ抜きん出ていると思います。

休憩は1時間ごと。50分走って10分休むと言う感じ。多いかもしれないけれど、これぐらいだと万全だ。
今回はなるべく油モノ(シュークリームやらチョコレート)は摂らない様にした。

■高崎 -> 碓氷峠

高崎を過ぎたら17号に別れを告げて国道18号に入ります。

高崎はだるまの街らしい。

その後、安中のコンビニで休憩。9時を過ぎて陽がさんさんと降り注ぎます。
汗だくだったのでボトルの水+スポーツドリンクをチャージ。

このへんからじわりじわりと登り基調になります。今日のメインは碓氷峠なので、じっくりじっくりと走り、峠に備えます。ここまで暑いのは初めてだったからいい汗をかきました。

その後、定番の休憩ポイント横川ドライブインです。横川を通ったら釜めしを食べなくてはならない。上野に行ってバイク街に行かないようなものだ(古い)。

美味しいねぇ。いつも二つ食べようか迷うけれど毎年断腸の思いでひとつに。

のほほんとしていたら、GT-Rに乗っているおじさんから声をかけられた。
「この、地図はナビゲーションですか?」

ポタナビを指差して聞いてきます。「いや、ルートは表示されるけれどナビとしての案内機能はないんです」と言うのも混乱するので、「そうですよー」って答えちゃった(笑)、通信機能が付いていたりWebで走行記録を確認出来るんですなんていろいろ話をしていると興味心身でした。

横川には1時間ほど滞在。その後いよいよ出発です。

ここより碓氷峠の看板
ここまでセーブした事が良かったのか、スイスイと登ります。今から考えると
もう少し攻めてもよかったかなとちょっと反省。

途中の名所であるメガネ橋。
快晴って言うのもあり非常に多くの観光客がいました。サクっと撮影して出発。

碓氷峠は180のカーブがあります。ちょうど中間地点で毎年記念撮影。
今年はそんなにキツくないぞ。おそらく天気がいいので気持ちがいいからだ。

「いやー、やっぱり3回目となると体が慣れてくるもんだね。成長してる!」

って、思い、120カーブを過ぎると勾配がきつくなります。そう。すっかり忘れていました。120から150のカーブが一番キツイ。徐々にペースが落ちます。途中、いかにもヒルクライマーな人にパスされます。その際に、

「150までが一番きついです。頑張って乗り切りましょう!」って言ってもらい少しだけ一緒に走ってくれました。感謝。おかげでいいリズムで乗り切る事が出来ました。

なんとか碓氷峠へ。
やっぱり気持ちがいいねぇ。なにが気持ちがいいってこれ。
自分の力で軽井沢まで来たって事。これは気持ちが良い。

その後、軽井沢駅へ。面白い事に碓氷峠から軽井沢までものの数キロです。それだけ軽井沢が高原にあるってことなんでしょうね。

一昨年はここまで来て輪行して新幹線で帰ったんだよなぁ。贅沢だ(笑

その後はこれもまた定番、かぎもとやでお蕎麦を食べます。
美味しかった。でも後半の事を考えて大盛にしないって言う約束はいとも簡単に破られました。だっておなか空いていたんだもん(笑)。それにしても運動すると塩分が欲しくなる。つゆをドボドボつけて食べてしまいました。粋じゃないねぇ。

その後は午後のメインイベントです。

■日本ロマンチック街道(国道145号) -> 二度上峠(県道54号)

中軽井沢から日本ロマンティック街道に入って北上します。

ここが予想以上にきつかった。昼ごはんを食べすぎたり、水分補給を万全にとスポーツドリンクをガンガン飲んだのが裏目に出て思った以上に進まない。そして勾配もキツイ。表示の警告が「14%」・「9%」・「11%」と容赦なく出ます。

正直、足を着こうと思いました。

でも、山を登る時のマイルールがあって、「絶対足を着かない」って言うのがあります。まあ、そこまでの激坂を体験した事がないだけなのかも知れませんが、それが登るときのモチベーションにつながります。

結局なんとか登りきり、下って、北軽井沢から県道54号へ。

ここからも登ります。キツかったけれど緩斜面が所々入ってくるのでそこまでキツくなかったです。でも若干脚が売り切れ気味だったのでペースは遅かった。

なんとか二度上峠に到着。

まあ、気持ちいいと言えば気持ちはいいけれど、疲れたよ。マジで(笑

その後はもう帰ります。峠を登ったものだけが手に入れられることの出来るダウンヒルの悦楽。ビュンビュン飛ばしていきました。個人的には高度が落ちるに連れて暖かくなっていく感じが好きです。こんな感じで高崎まで戻ってきました。

■高崎 -> 自宅

高崎に入ると渋滞やら向かい風で一気にペースが落ちます。正直心が折れそうになりました。ここまでの疲労とこれから走らねばならない距離などを考えてげんなり。でも、Twitterに疲れた旨をつぶやいたら多くの人が励ましてくれたので、なんとか頑張る事ができました。

途中で思ったこと
1.熊谷バイパスは自転車は通れないのは嫌だなぁ。
   →標識を見落とし普通に入ってしまい戻りました。以後気をつけます。

2.鴻巣北本桶川上尾の路面が悪すぎる。手首を傷める程。
   →これ、どうにかならないものか。ちょうど自転車が走るところが悪い。

以上、なんだかんだで300km達成。山登り有りの300kmは大変だった。予想以上に疲れたなぁ。正直高崎からの帰路はグダグダだった。後半戦を見越してのペース配分が今後の課題かなと思いました。あれ?山の課題は?(笑)

帰宅後、とりあえずビール。
お疲れ様でした。本当にお疲れ様でした。

ポタナビなんだけれど、明らかに60km/h超えていた区間もあるし、ケイデンスも120ぐらいで回していた時もある。まあ、誤差の範囲なのかな?あと、信号待ちで止まっている時の時速データ(0km/h)はアベレージスピードに反映させないで欲しいなぁ。ガーミンもCATEYEもそういう仕様がデフォルトだと思うので。。。。

でも、ポタナビの地図表示はなんだかんだで便利だ。情報が密だし表示も綺麗。ルートをインポートして表示させておくのは本当に便利。今回も本当に役に立った。

さて、来週はいよいよ富士ヒルクライム。いい結果が出るといいんだけれどなぁ。

追記(備忘録)
コンビニの袋を持っておくとチェーンが外れたときに直すのに便利。手が汚れない。作業後、裏返しにしておけば再利用が出来るし持っていても汚れない。と言うのも今回調整が良くなかったのか、後ろ側のチェーンが落ちまくった。(25T側)それを直す時に苦肉の策だったのだけれど非常に重宝した。これは使える。

自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

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