けれど空は青

自転車で家を出た。
交通機関は麻痺。皮肉ながら自転車通勤は強い。
東京へ向かう。荒川サイクリングロードに入る。
眩しい。日の出が眩しい。
抜けるような青空だ。
不謹慎かもしれないが「なんて美しいんだ!」と思った。
ふと考える。「この思い、いつか同じ思いをした」
そうか。親父が死んだ時だ。
親父が死んだ翌日、空は快晴だった。抜けるような青空。
こんな寂しく、切ないのに晴れ渡っている。
「誰に対しても平等に太陽はあがるんだなぁ・・・・」
そう思ったあの日。
そして、今日。この青空。
いつかこの空を見て、被災地の人が笑顔を取り戻せる
日が一日も早く訪れる事を願います。
今、自分がこの事態で何が出来るかを色々考えた一日でした。

自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

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