愉しさ

自分が管理している現場が小石川で動いていて材料や
道具を下げる為に車が必要になりました。という事で
軽自動車の荷質に自転車を乗せて車を届けてきました。
この軽自動車(スズキ・エブリィ)はマニュアルミッション。
もう走行距離は15万キロ。いろんな所にガタが出ていて
来月に新しいハイエースへと切り替わる。すなわちあと
1ヶ月もしないで廃車になります。
この車が抜群に楽しい。
車にせよ、バイクにせよ、自転車にせよ運転の醍醐味は
コントロールしてあげている愉しさだと思います。
その愉しさはマニュアルの方が理解しやすい。
マニュアルの方が車との会話が容易だと思います。
車が訴えてくることを咀嚼し、ギアとアクセルで返す。
その会話がマニュアルだとロスが無い。
とは言うものの、オートマチックでも無理なことではない
けれど、やっぱりロスが多い。
経験上、マニュアルの運転がうまい人は総じてオートマの
運転も上手い。アクセルワークがぜんぜん違う。逆に
マニュアルが下手な人はオートマの運転が下手だ。
上手い人は速い人でもあり、ロスの無い運転をする人でも
ある。燃費もいいし、クラッチなどへのダメージも少ない運転を
する。結果的に、トラブルも少なくなる。少なくとも回転をあげ
まくってクラッチをつなぐ人はいない。
マニュアルミッションが減ることは時代の流れでしょうがない
とは思うけれど、運転の愉しさを感じる機会が減ってしまうと
言うことはやはり寂しいことではあると思います。この業界が
エコばかりの方向性になるのは本来あるべき姿ではないような
気がするのです。ギアを1速に入れてクラッチをつないで走り
出すその瞬間の愉しさを教えてくれる車は無いものか?

自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

0コメント

  • 1000 / 1000