切ない気持ち

ある新築住宅の左官仕上げの管理をしています。
とてもいい感じの進捗でちゃんと指定納期までに納まりました。
で、先日連絡がありました。
「お客さんの要望でコンセントボックスの位置が何点か
 変わったのでそれに伴う補修をして欲しい」
との事。よくある事ではあるんですが規模が違う。しかも今回
使用した材料は部分的な補修が無理な材料で面単位で塗り
替えなくてはいけない材料。最終的な補修面積は100平米近くに
なってしまいました。
当然、遺憾の意を表しましたさ。
(あ、遺憾の意って便利な使い方ができるな・笑)
そうしたら「すいません。お金は出しますんで」と施工会社さん。
うーん。それはそれでありがたいし、当然なんだけど。
僕からしてみれば、仕事分のお金が入り、会社が目標と
した売り上げが達成して、利益も出れば万々歳なんだけど
職人さんの気持ちだよなぁ。せっかく、暑い中汗だくになって
仕上げた所を「塗りなおせ」の一言。そりゃあ、ないよね。
一番偉い人は施主さん。施主さんが変更を要求すれば
それに従うのはうちらの義務であり仕事。その対価として
お金をもらいます。
ただ。ただ・・・・ねぇ。
正直、僕が職人だったらぶん投げるところだけど、今日の
職人さんは黙々と仕事をしてくれた。ありがたい限りです。

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板ばさみになりつつ、何もできない自分の無力さを痛感しました。
さ、明日から気持ち切り替えてがんばろっと。

自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

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