トランペットを再開して半年が過ぎました。
SONY α9 + FE 24-70mm F2.8 GM
F2.8 1/60 ISO640
この半年間を振り返ってみるとやはり「よく続いているなー」っていう思いが強いです。それどころかまだまだ、もっともっと吹けるようになりたいという思いが増しています。
再開して半年の間は吹けるレベルが着実に上がってきていて、吹けば吹くほど上達が実感できているという事がモチベーションの維持につながっています。(あくまで自分の中での話であって人から見たらレベルが上がってるとは限りません・苦笑)
しかしこの成長曲線は今後緩やかになっていくことは間違いありません。
実際ここ数日不調です。普通に今まで出ていた音が出ない。ハイノートは出ないし、いわゆるチューニングレベルの音もペラッペラの薄い音です。対処方法を自分で考えますがドツボにはまるばかり。
そもそも不調って何なのか。本来持っているであろう実力に対してその調子に達していないことを不調というならば、自分でその本来持っている実力そのものが思い込みであるような気がします。
不調じゃない。思い上がりでありこれこそが自分の今の実力なんだな。と思います。
考えてみると最近はそこそこ音が出てきたので知っている曲をガンガン吹いていました。吹く曲は気持ちのいい曲(宝島など)で音域も高い音が多い曲が多かったです。それにより自分の吹き方のバランスが崩れたのは明らかです。
原因がわかった以上その対応・対処となるのですが、そもそも自分で考えたそれら原因も正解かはわからないのでこうなったらやる事はただ一つ。
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です。ウォーミングアップ本にある内容を1からさらい直す。これしかないと思うし原因が違うところにあったとしてもここからリスタートすればいいと思っています。
と言うことでここ数日はウォーミングアップ本だけの練習です。特に中低音域。面白いことに吹けていた頃に普通に吹けていた事が吹けないんです。吹けないというより、ツボに当たらない、音がかすれたり。そういうことなんですよねやっぱり。
タイトルを「しあわせな時間」としたのは自分が今トランペットを吹くことに対してこういった感じで取り組めることがとても幸せだと思っているからです。自分のペースで誰にも邪魔されず、あと何日でこの曲を仕上げないといけないという期限があるわけでもない。
ただ、この取り組み方は諸刃の剣です。ダラダラとしたペースになる可能性もあるし(実際その雰囲気はあります)、かと言って焦ると今回みたいにバランスを崩すことになります。
でもしばらくは無理をしないこのぐらいペースがいいかなと思います。奏法自体から見直しているんだし無理が一番ダメだと思います。あくまで目的をもって頭を使って。
楽団に入ってまたトランペットを吹きたいと思った事がトランペットを再開した直接的なきっかけなんですが、レッスンの時に先生に言った「トランペットを老後の趣味にしたいんです」がもっと先にある夢なんです。焦らずじっくり。20年後を見据えて前に進んでいきたいと思います。
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