トランペットのレッスンを受講してきました。6回目です。
初めての受講は昨年の7月だったのでかれこれ1年になるんですね。あっという間だなぁ。
SONY α9 + Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
F2.2 1/125 ISO800
※いい写真がなかったのでこれに。今回の内容と関係ないんですがマウスピースを新しくしました。Bachの1 1/2 Cです。。変更の経緯は今度ブログで。。。(書く自信はないですが)
特別レッスンはテーマに関しては教えてもらう方が設定します。ダメな所を見てくださいっていう感じですがそれだと全部ダメなので(苦笑)、特に見てもらいたいことをピックアップして当日伝えてレッスン開始となりました。
今回一番聞きたかったのは細かいパッセージの練習法。特効薬が無いのは解っていましたが、これを聞いたら開口一番先生が、
「左から右に2年ぐらいかけて100万回吹けば出来ますよ(ニコリ」
と言ったのには思わず苦笑い。でもそれは先生も本意では無いし、私にも解るところ。その後すぐに何故吹けないのか理解しないとそれが例え吹けてもまた同じようなフレーズが出てきても出来ないままですよ。と説明してもらい納得。その状態が今な訳で。。。。
楽典的な知識が必要になってきますがと言う前提のもと、メロディを木や枝、そして葉や実に例えその根幹を理解する事を教えてもらいました。少々難しいのですがそれを意識して吹くと。。。
おおお。今まで出来なかったことが出来ている!!!
次に吹く音を追い過ぎて自滅していたのかなぁ。フレーズ全体、そしてそのフレーズの終わりを見据えていくことが大切なのかなと思った次第です。
また、細かいパッセージにも単に細かいだけではなく色々な特徴を持った細かさがあるのでそれらも理解して取り掛かることの大切さを教えてもらいました。
お次は現在楽団で取り組んでいる楽譜を持ってきましてアドバイスをもらう事に。
Soli(1人で吹くソロではなくパート全員で吹く所)のところなんですが、ひと通り吹いたら
「この楽譜のここ、意識していますか?」
あっ。。。。
書いてあることは見て理解してはいましたが正直、全体のイメージとして薄く、うすーーーーく頭の片隅にあったような感じでした。(いや、それを忘れているって言うんでしょうね・泣)
以前のレッスンで二重奏の曲を吹いて強弱やアーティキュレーション、発想記号を読むにあたり「f(フォルテ)=『強く』だけじゃないんですよ。どう強くどのようなイメージで強く、そして極端な話強く吹かなくてもいい場合もあるんです」と指摘されているんですが。。。
曲に対してもっと深く想いを巡らせる意識を持たないとなと思います。探求心。なんで作曲者はどんな思いでこの曲を、このフレーズを、この発想を譜面に記したのか。その至らなさをズバッと指摘されたような瞬間だったと思います。
ダウンビートアップビートを意識した表現を示してもらいました。結果メリハリがある演奏になったと思います。
その他にもマウスピースへの考え方、コルネットとトランペットを持ち替えるの時の気の持ち方や心得る事、バテに関する事など色々アドバイスをいただきました。
そう言えば先生が買ったばかりと言うJun'sのコルネット用マウスピース、吹かせてもらったけど凄く良かったなぁ。お値段も凄かったけど。。。
その他色々アドバイスをいただきましたが、やはり行きつくのは、
吹くまでのセッティング
自分はこれに尽きるわけです。長らく改善が遅いところ。意識はするのですが直らない。
吹けなくてもいいじゃないか にんげんだもの
みつを
いやいや。ダメダメダメ。これらは言わば根幹なので。ここを直したくてレッスンを受けている訳だし。20年後も楽しくトランペットを吹くためには不可欠なところ。ここが直ればもっと楽しく吹けるはず。
愚直にじっくりと。頭を使って。
今回で6回目のレッスンになりましたが毎回本当に多くのプレゼントをもらっています。単発レッスンなので次のレッスンまで長いけれど、理解力も乏しいし、試行錯誤しながら納得して進みたいので自分には実はちょうどいいと思ったりしています。日々忙しい社会人のレッスンとしてはかなりおすすめだと思います。
レッスンって日々の練習の結果を見てもらいそして今後の方向性を決める所だと思います。自分だけでは微妙にベクトルが変な方向に行くことがある。それを2人で話して聴いて吹いて軌道修正(修正しない場合もあるとは思うけど)する。それがレッスンかなと思います。
自信をもって明日からの練習に取り掛かれます。さあ楽しくなってきた!!
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