6600を使い始めて2か月が経ちました。自分なりのインプレッションを。
SONY α9 + FE 24-70mm F2.8 GM
F3.5 1/60 ISO1600
α6000シリーズは前職時代に会社にあった6000から始まり自分で購入した6300、そして6500。その後借りた6400などほとんど使っています。あ、ついでに言うと初めてのミラーレスであったNEX-6もあるな。その点をふまえて感じる事は以下になります。
1.電池の持ちがいい!
フルサイズカメラと同じバッテリー(いわゆるZバッテリー)に変わった結果、倍(体感上は倍以上)は持ちます。写真にせよ動画にせよ正直これだけでも買い替えた意義があるってものです。動画+静止画として使っていると従来のバッテリーサイズだと一気に減っていきます。モバイルバッテリー経由で充電できますが大容量という安心感は絶対的です。
2.AF性能がいい!
リアルタイムトラッキングは素晴らしい。そのリアルトラッキングが動画にも採用されています。これが非常にいい。α9を持っているのでほぼ同じのAF性能というのは持ち替え時の違和感を限りなく少なくします。そして従来機と比べて合焦の精度も上がっていると思います。以前は合焦マークが出ても拡大したらピントがずれていた・・・なんて事が良くありました。
3.30分の録画制限が無いのは素晴らしい。
α6400からになりますが1回の録画で撮影できる時間が今までは29分59秒だったのですがこの制限が撤廃されました。演奏会や子供の学芸会で録画をする事が多いとこの制限は本当にキツい。先日も演奏会のリハーサルを撮影したのですが2時間の録画でも問題なく対応出来ました。(AVCHD形式で3時間40分連続撮影をしてもバッテリー残量は15%でした)バッテリー容量も併せてこの安心感は本当にα6600の魅力であるなと思います。
4.小さい事はいいことだ。
一般的な一眼レフに有るようなファインダー部分が無いので持ち歩くにもかさばらないのは本当に便利です。恐写真(カメラ)へのモチベーションが低くなっている今(今はトランペットが趣味において第一なので・苦笑)、そういった所は非常に大切で、「とりあえず持って行こう」ぐらいのテンションにはちょうどいいです。(贅沢な・笑)
5.まとめ・・・α6600は熟成モデルです。
センサーの根本的な所は6300と変わらないので(ですよね?)、処理エンジンの進化で若干の画質向上は有れど例えば「じゃあこれとこれだとどっちで撮った?」と機種名を伏せられたら当てる自信は正直ありません。手振れ補正機能も元々強くはない6500と同じと思います。動画用の手振れ補正はそもそも期待していません。例えばGH5よりは補正効果は弱いかもしれないけれどAF性能は断然α6600だし、そもそもしっかり補正したいならジンバルを買います。
これらは買う前から解っていたこと。つまりバッテリーの進化、それに伴うグリップ部分の拡大(グリップしやすさの飛躍的向上)とAF性能の進化がα6600のハイライトであり、それに6400との差を見出せるがポイントになりますが個人的には「価値はある。断然ある」です。散々バッテリーライフやAFで苦しかったから。α6000系の集大成と言うべきカメラでしょう。
最近気になっているのは新しいレンズである16-55mmF2.8G。α6600とのボディとの相性もいいし描写もとても良好。いつか欲しいなと思いますがいかんせん価格が。。。いつか。。いつか。。。(笑
不満・要望(センサー刷新など)もあれど、それらはペンタプリズム的デザインのα7000で実現かな?個人的にα6600は完成度が非常に高いベストバランスのAPS-Cカメラであると思います。ツァイスの24mmF1.8と合わせてお休みの日にはお散歩カメラとして大活躍しています。
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