パンクなう

バッ バッ バッ バッ・・・・・

真っ暗な荒川サイクリングロードで走行による風を切る音。その中に突然
タイヤの回転と同じ周期で発する強烈な異音が混ざり込んできました。。

しまった。パンクだ!

過去、このタイヤでパンクを経験しています。

2011/06/08 パンク
http://yoshixjr.blog.so-net.ne.jp/2011-06-08

音の違いで重症と直感。

当時のブログでは「プシュー」と有りますが、比較するとこんな感じ。

当時 「シッ シッ シッ・・・・・」

今回 「バーッ バーッ バーッ・・・・・」

いかにも傷口が大きく、一気に空気が抜けている感じがありました。
「チューブラータイヤはスローパンクだから・・・」と言われていますがそんな
事は全くありませんでした。あっという間にホイールのリムが地面と接触
する「ゴトゴトゴト・・・・」という感覚を感じて緊急停車をしました。

ちなみにタイヤは後輪です。

前方を照らすライトを外し、タイヤをチェックすると穴が。そしてその
穴から出たのであろう液体も。そう。タイヤパンク時の応急処置として
知られているシーラントが出た跡がありました。

小さいパンクであれば、シーラントがパンクの穴をふさぎ走行が継続できます。
しかし今回は穴が大きかったのか、穴をふさぎきれていなかったようです。

場所は千住あたり。家まではまだ20kmはあるのではないかと言う場所。

チューブラータイヤなので、タイヤを外してチューブを交換して空気を入れて
終了と言う訳にはいきません。しかもタイヤ一本が強力な接着剤によって
接着されているので交換するにはタイヤ一本丸ごと交換になります。あいにく
今日は持ち合わせていません。シーラントが入っているから大丈夫だろうと
思っていました。

あーあ。。。。。

途方に暮れても直るわけでもないし、チューブなら通りがかりの自転車乗りの
人から譲ってもらうことが出来てもチューブラーを予備として持っている人に
会う可能性は時間が時間なだけあってほぼゼロです。

と言う事で、自宅に連絡して迎えに来てもらいました。

「と言うわけで迎えに来てほしい」

「・・・。何やってんの。まったくもう。。。どこに行けばいいの?」

「西新井あたり」

「は?なんで会社より遠いの?」

ってな感じでひと悶着ありつつも、迎えに来てもらい、自転車を分解して
荷室に乗せて帰宅。

途中、

「夜のドライブも趣があっていいね」

「・・・・・・・・・・・・・。」


って感じで和気あいあいな雰囲気の夜のドライブとなりました。

はい。本当に迷惑をかけました。申し訳なかったです。。。

さて、反省と今後の考察はとりあえず以下の2点。

1.シーラントの必要性。

今回のパンクで「シーラントなんか意味が無い。重くなるだけだし
今後は必要ない。」と考えてしまうのはちょっと早計かなと思います。
実際、前回はシーラントのおかげで穴がふさがり帰宅できたのだから。

パンクを経験している人ならわかると思いますが、

パンクに怯えながら走る

この心理状態は本当に気が滅入る訳で、このリスクは出来るだけ低くして
おきたいものです。だから今後もシーラントは入れておきたいです。

ちなみにネットで散見する「コルサエボのラテックスゴムとシーラントの
相性」って言う意見も有りますが、ここでは考えないこととします。

2.予備タイヤの携帯

チューブラータイヤは通常(クリンチャータイヤ)と違い予備タイヤを持つと
非常にかさばります。なにせタイヤ丸々一本と接着するテープを持っていな
いといけない。

しかし、持たないと今回のような事態に遭遇します。今回は家族が直ぐに
迎えに来てくれたのでそれ程大変ではなかったけれど、これが一人で山を
走っている時にパンクしたらもう目が当てられない。最悪、数時間歩く羽目に
なるわけです。

では、チューブラーなんて持たなければいいと思ってしまいがちですが、
チューブラータイヤの乗り心地は全然違うし、安定感も違う。F6Rは非常に
いいホイールだと思うのですがこれはこのタイヤだからこそと言うのもある
と思うのです。「チューブラーを止める」と言う選択肢はありません。

コンパクトなチューブラーをサドルの下にでも入れておくか?

最悪、ゴミ袋を買って電車に載せて帰ってくるか。

いろいろ考えますが、結論から言うと「結論は出ていない」です。

たぶん、予備タイヤを持ち歩くという事になるとは思いますが、自分でタイヤ
交換をしたことが無いのでまずは交換方法をマスターせねば・・・・

チューブラータイヤをメインで使っている人はおそらく多いはず。それぞれの
使い方があると思うのでいろんな使い方を調べて運用していきたいと思います。

通勤用のホイールはチューブレスがいいなぁ。。。なんて思ってみたり(笑

問題と言えば問題ですが、この災い転じて今後の自転車ライフが福となれば
いいなと前向きにいろいろ勉強していければいいなと思っています。

最後に、今回のトラブルをリアルタイムでTwitterでつぶやきましたが、多くの
人にリプライやメールなどでアドバイスを頂きました。本当にありがとうございました。

自転車に乗ってどこまでも

自転車に乗ってどこまでいこう 風にのって野原を越えて 雲をとび越え どこまでもいこう

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