リトルカブで峠を越えることができるのか?
SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G
F2.8 1/1000 ISO125
とりあえず碓氷峠に行ってみよう。みたいなものが自分の中にはあるようで今まで乗ったオートバイはもちろんのこと、自動車や自転車でも碓氷峠に行っています。自転車に関しては過去のブログにありました。
2012.5.27「軽井沢ツーリング」
https://yoshixjr.amebaownd.com/posts/3276219
自転車で1日の走行距離が300km超え+峠越え有りとか当時は狂っていたとしか思えないんですが、実は自転車界的には碓氷峠越えって難易度はそんなに高くないんですよね。実際に自分でも脚がつかなくて行けるぐらいです。今は絶対無理ですが(笑
今回はエンジンが付いているので越えることに心配はしていなかったんですが、そこまで行くことができるのか(壊れないか心配)、どの辺のギアを使いどれぐらいの速さで上っていくのかを体感したかったのです。
出発は朝の7時。50ccなので高速にも乗ることができずに国道254号をひたすら走ります。今までは軽井沢=17号で高崎まで行くというイメージだったので今回は違うルート。上尾~熊谷あたりの渋滞を回避したかったけど254号も空いているわけではなく一長一短かなぁ。
おおまかなルート
国道254号をひたすら走り富岡あたりまで→県道をいろいろ使い松井田に出る→国道18号に入り碓氷峠に至る
帰りは
国道18号を使い高崎まで出る→17号に入る→深谷バイパスに入る→上尾あたりの渋滞が嫌だから熊谷あたりから国道407号に入る→知らぬ間に県道173号に入ったけど快適に東松山に出る→国道254号に出る→川越より富士見川越バイパス→新座に出ていつもの川越街道→帰宅
帰りは出来る限り1車線の道は避けたいというルート。1車線だとなかなか遅い原付を抜かしづらいだろうという精いっぱいの配慮です(笑)
話は盛大に長々となりましたが、淡々とコーナーをこなして碓氷峠を目指します。
序盤の壮観ポイントであるめがね橋。
SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G
F6.3 1/125 ISO125
信越本線が軽井沢まで行っていた時に乗ってみたかったなぁ。叶わぬ思いがあるからこそ碓氷峠越えが好きなのかもしれないですね。
さてさて、リトルカブによる碓氷峠チャレンジですが基本的に3速だと失速します。非力ですねぇ。でもギアを落とすと回転数が上がり勇ましく進みます。その分スピードが落ちますが(笑)
基本的には2速30km/hぐらいが多い。でも所々で勾配が変わりギアを変えて対応しますがこれがまた操っている感があって楽しい。
「お。3速のままいけるか??・・・・・・あー。ダメだ2速に落とすか~」
「ここは厳しいからさすがに1速か??・・・・おお。2速でいけた!!凄い」
ちなみにカブにはクラッチはありませんがシフトペダルを踏みこんだままだとクラッチが切れている状態になるので、ギアを落とした時に踏み込んだままにしてアクセルを吹かして回転数を合わせてペダルを戻してクラッチを繋ぐというブリッピングが使えます。これを使うとカブでも本当にスムーズに変速が出来ました。スパッと回転数が合うと快感ですよね。MT好きにしかわからないこの感覚(笑
カーブは180カーブ(だったよね?)、距離にして13km(だったよね?・笑)で碓氷峠に到達します。自転車だと「いい加減にしてよレベル」の長さですがバイクだとあっという間です。
碓氷峠にてパチリ。
SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G
F4 1/125 ISO125
ちなみにサイドカバーにあったステッカーは剥がして、シート下に98年以降に採用された純正のステッカーを取り寄せて付けました。こっちのほうがスッキリしていて好きです。
そのまま軽井沢に出て美味しい蕎麦でもと思いましたが雨が降りそうだったので戻りました。横川駅で写真を撮ったり定番である峠の釜めしを食べたり。
SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G
F4 1/125 ISO125
使われなくなった線路の上で。
SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G
F4 1/400 ISO125
定番の美味しさ。
SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G
F2.8 1/640 ISO125
その後は雨が降りましたが快調快適に帰りました。距離にして309km。たくさん走りました。エンジンも終始快調で燃費は62km/Lという立派な燃費。基本的に趣味のもので燃費をあれこれ言うのは無粋だと思っているのですがカブに関してはやっぱり凄いなぁと思ってしまいます。
という事で当初はイマイチ調子が悪かったエンジンだけど今はすこぶる絶好調です。やっぱりリトルカブは楽しい。カブに魅了される人の多さに乗って納得。本当に素晴らしいツーリングでした。
0コメント